ハーマンミラー

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ハーマンミラーと言えば、ビル・スタンフとドン・チャドウィックの共同デザインのアーロンチェアーが有名です。
ハーマンミラーの始まりは、1923年に遡り、アメリカミシガン州が創業の地です。
その土地の小さな家具メーカーを買収したところからハーマンミラーの歴史は始まりますが、ハーマン。
ミラーとその義理の甥に当たるD・J・ディプリーが創業者でした。
設立当初は家庭用の家具を中心に作っていましたが、1930年代頃からオフィース家具に注目して、徐々に製作する家具の重点をシフトしていきました。
その過程の中で、数多くの外部デザイナーの参画を求め、その時代時代に活躍しているデザイナーとのコラボレーションで数多くの傑作ファニチュアーを製作してきました。
アーロンチェアーはニューヨーク近代美術館に永久コレクションされるほど、絶賛を浴びましたが、その発売は1994年とまだ浅いですが、その後のオフィスチェアーに与えた影響は大きく、人間工学が本格的にオフィスチェアー採用した金字塔的なチェアーと言えましょう。
ハーマンミラーのアーロンチェアーは、オフィスチェアーとしては、非常に高価でしたが、コンピュウターがオフィスで使われるようになって、その真価が認められ、ステータスとしての意味も含めて、今だにオフィスチェアーの定番として君臨しています。
アーロンチェアーの他にもジョージ・ネルソンがハーマンミラー社のデザイン部長をやっていた頃に採用したチャールズ&レイ・イームズ夫婦のデザインによるイームスの家具は、ワイヤーメッシュ・チェア、ラウンジチェア&オットマンやハンガーラックのハング・イット・オールなどは、モダンデザインの代表する家具と言うばかりでなく、その先にあるアーロンチェアーの基礎ともなった言えます。
ジョージ・ネルソンは、ハーマンミラーのデザイン部長と言うばかりでなく、デザイナーとしても傑出した作品を残しています。
マシュマロソファ、ココナッツチェアなどに代表されるチェアーや、ネルソンクロックシリーズなどはイームスの家具と同様に現代アートを代表するアートファニチャーと呼ぶべきものです。
ハーマンミラーの家具の特徴は、新素材を使いながらも、人間工学に根ざした使い易さやすわり心地の良さです。
その上で環境に配慮したアート性は、アメリカの現代アートの一翼を担ってきたと言っても過言ではありません。
現在もハーマンミラー社は、デザイナーのコラボレーションを活発に行なっていますが、数などのパーツのみならず、快適なオフィス環境のトータルデザインも提案しています。